雪の子どもたちと、雪のお城へ【The Story of the Snow Children】
by Sibylle Von Olfers
語数 約500
あらすじ
雪の降る寒い冬の日
Poppyは窓の外を眺めていると
小さな丸い雪の子どもたちが
渦を巻いて踊っているのが見えました。
一緒に遊ぼうと誘われ
銀のソリに乗って雪の女王のお城へ
連れて行ってもらいました。
この日は
小さなお姫様のお誕生日。
美しい氷の花で飾られた部屋では
ダンスパーティーが行われ
ホワイトチョコレートと甘いアイスティーを
雪だるまたちがくれました。
一緒に楽しく過ごし
お姫様はPoppyに残って欲しいとお願いしますが……
感想
1905年のドイツの本から翻訳された絵本で
アールヌーボー様式と呼ばれる繊細なイラストは
とても素敵でうっとりとしてしまいます。
想像力に富んだお話は楽しくて
寒い冬の日も気分が華やぎます。
美しいお城と女王様
かわいい少女とお姫様
雪の子どもたち。
働き者の雪だるまたちは
ちょっとシュールでツボでした!
swirl 渦を巻く、ふらふらする
twirl くるくる回す、振り回す
thick 厚みのある、厚手の
(thin 薄い、厚みのない)
hedge 垣根、生け垣
turret 小塔
awe 畏れ、畏怖
throne 王座
fetch 取ってくる、呼んでくる
本書は著者の初めての作品(1905年)
邦訳は「ゆきのおしろへ」
1906年 著者の代表作
1909年
スウェーデンの作家さん Elsa Beskow氏のイラストと
似ていると言われているそうです。
↓ こちらはお話もそっくりな
少年が雪のお城へ行くお話です。
↓ こちらの作者 Kate Greenaway氏の作品も
似ているのだそう。
読んでみたいです。
累計 212冊 509,517語
\ 100万語目指して頑張ります /
お読みいただき、ありがとうございました。