by Margaret Wise Brown
illustrated by Garth Williams
語数 917
あらすじ
夜に外へ出たことのない
あらいぐまのぼうやは
「夜はどんなに暗いの?」
「どのくらい大きいの?」
「夜って 黒?青?赤?」
「お月さまはうさぎなの?」
知りたくてたまりません
お母さんにたずねると
「満月の夜まで待ちなさい」
といつも返事は同じです
新月からだんだん大きくなっていくお月さま
ぼうやは満月の夜が待ち遠しくて…
感想
知らない世界を見たくてたまらない
好奇心旺盛なぼうやが
お母さんにせがむ姿がかわいくて
待ちきれなくて
いろんな想像をふくらませていると
お母さんは
満月の夜の歌や 夜の色の歌を
ぼうやを抱っこして
優しく歌ってあげます
そんなに見たがっているのなら
満月にならなくても
見せてあげたらいいのにと
読みながら思ってしまったのですが
お母さんは満月の夜の素敵さを
ぼうやに見せてあげたかったのかな
じっと待っていたから
感動はより大きくなったのでしょう
急がずに ゆっくり待つことの大切さを
改めて教わった気がします
rustle さらさらと音をたてる
click カチッという音
hoot ホー(フクロウの鳴き声) 笑い声
邦訳は「まんげつのよるまでまちなさい」
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お読みいただき、ありがとうございました。