by Golden MacDonald (Margaret Wise Brown)
illustrations by Leonard Weisgard
語数 721
ちいさな島の物語です。
世界、動物たち、自然とのかかわり合いを、
移ろいゆく四季を通して教えてくれます。
花ざかりの春、
動物たちがやってくる夏、
実が熟れる秋、
やさしく雪が舞い降りる冬‥‥
穏やかな日もあり、
嵐がきて、雷がうめく日もある‥‥
ある日、一匹の子猫が、
家族と一緒に、ピクニックにやってきて、
ちいさな島と語り合います。
そして、島のひみつを、
さかなに教えてもらいました。
それは‥‥。
感想
英文は読み解けなかったので(・・;)
日本語訳の感想を書いてみます。
谷川俊太郎氏の訳で、
美しい詩的な文章だと思いました。
クモが そよかぜにゆれながら 巣を はっているだけ。
こまかいうすももいろの
ろうのようなつやのチャックルベリーのはな。
静かにふんわりと揺れるクモの巣や、
淡い色のかわいい花が咲いている様子が、
目に浮かび、ゆったりとした気持ちになります。
内容は哲学的といいますか‥‥。
深くて理解しきれていません(・・;)
いつか、英文でも素敵さをわかるようになりたいです。
Golden MacDonald は
Margaret Wise Brownさんのペンネームです。
1947年 コールデコット賞 受賞作品です。
日本語版は「ちいさな島」
谷川俊太郎 訳
二人の共著、こちらの作品も読んでみたい。
お読みいただき、ありがとうございました。