by Alvin Tresselt
illustrated by Roger Duvoisin
語数 737
あらすじ
静かな夜に 北の空から
ふんわりと優しく
白い雪が舞い降りました。
郵便屋さんも 農夫さんも
おまわりさんも その奥さんも
子どもたちも うさぎたちも
初雪の準備をします。
雪はしんしんと降り積もり
辺り一面を包み
街灯に照らされて
きらきらと輝き……。
感想
雪が優しく降り始め
ふんわりと積もった雪は
星や街の灯りに照らされて
輝くような美しさ。
雪が降り積もる様子
雪に包まれる様子
そして雪が溶けて
春になってゆく様子が
描かれています。
冷たい冬の支度を始めた
人々や動物たちの暮らしには
幸せな温かさを感じました。
《英文で気になった点》
・big toe(親指)
おまさりさんの奥さんが雪の前触れを感じたとき
つまさきが痛むのですが
足も親指はつまさきと訳されていました。
親指はbig toeなんですね。
しもやけなのでしょうか笑。
・trench(溝)
Sifting in cracks and filling up trenches.
(すべてのすきまに あらゆるみぞに)
本文より
trenchの意味(溝、堀、軍隊の塹壕、海溝、掘る)
trench coatは軍隊の塹壕で着るコートのことだそうです。
・mustard plaster(からしの湿布)
おまわりさんが風邪を引かないように
おくさんが湿布を貼ってあげたのが
からしの湿布。
想像すると匂ってきそうです。
温まるのかな?
Great story for winter time.
Heartwarming pictures.
I enjoyed this book.
1948年 コールデコット賞 受賞作品
邦訳は「しろいゆき あかるいゆき」
江國香織さんの訳です。
Alvin Tresselt氏の本
Roger Duvoisin氏の本
二人の共著
累計 198冊 496,667語
\ 100万語目指して頑張ります /
お読みいただき、ありがとうございました。