by Andy Hopkins and Joc Potter
語数 5,140
絶滅の危惧に瀕している動物たちについて書かれています。環境の変化に適応できずに絶滅した種(しゅ)もありますが、大きな原因は人間にあり、その残酷さは身勝手で、動物にとっては脅威の存在です。
人間の住む環境をよくするために木を伐採し、生活排水により川や海を汚し、動物たちの住む場所をなくす。また、食用や皮製品、薬を作るために命を奪う。それにより、現在、7,000種もの動物が絶滅の危惧に瀕しているのです。
今こうしている間にも危険に晒されている動物たちを救うために何をしたらいいのか。守っていくためにはどうしたらよいのか。この本を読んだことによって、改めて気づかされました。
実際に保護をしている姿も紹介されていて、中でも興味深かったのは、"bald ibis"という渡り鳥のことです。動物園で保護されていたため、どこへ渡って行けばいいのかわからない彼らを、小型飛行機で誘導するのです。実際の写真が載っていて、後をついて行っている姿に、温かい気持ちになりました。
Oxford Bookworms Library FactfilesシリーズStage 1 です。
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お読みいただき、ありがとうございました。