by Janet Hardy-Gould
語数 5,519
砂漠についての情報がまとめられたノンフィクションの本です。世界各国の砂漠が紹介され、気候や特徴、人々の暮らし、どのようにしてできるのか、どのような動植物が生息しているのか、などについて書かれています。
砂漠と聞くと、乾燥した見渡す限り砂の山で灼熱の地域というイメージがありますが、世界には様々な砂漠があり、南極大陸は世界最大の砂漠であるということを、恥ずかしながら初めて知りました。雪に覆われているので、湿ったイメージなのですが、実は年間降水量は少ないのですね。
イメージ通りなのはやはりラクダで、2,3日は水を飲まなくても大丈夫だけど、一旦飲むとなると一度に110リットルを10分で飲み、砂に埋まらない大きな足を持ち、鼻の穴は開閉できて砂を入れないようにできて、病気の時にはラクダのミルクが飲まれているそうです。素晴らしい!
近年、問題になっているのは、新たに砂漠が生まれてしまったり、風で砂が運ばれ、健康被害もでていること。日本にもゴビ砂漠から黄砂が飛んできて、春先は大変ですよね。けれども、ソーラーパネルでエネルギーを作ったり、マラソンが行われたり、遊ぶところもあったり、砂漠は注目される地域になっており、今後の可能性が期待されています。
Oxford Bookworms LibraryのFactfilesシリーズです。
今までに読んだ同シリーズ。
累計 106冊 251,521語
お読みいただき、ありがとうございました。