RETOLD BY JUDITH DEAN
5,240語
あらすじ
舞台はアラビア。
Aladdinは、怠け者で、
母と二人で貧しい暮らしをしています。
働かず、母を助けることもしません。
遊んでばかり。
でも、人に優しく、心の美しい青年です。
ある日、叔父と名乗る魔法使いのAbanazarが現れ、
母とAladdinに、いろいろなものを買ってあげます。
すっかり信用したAladdin。
言葉巧みに誘われ、言われるがままに、
Abanazarについて行きました。
そこには、地下の洞窟へ続く階段があり、
中に入って、ランプを持ってくるように命令されます。
お前にしかできないと。
嫌がるAladdinに、Abanazarは、
お守りの指輪をはめてやり、
Aladdinは地下へ入って行きました。
ランプを持って上がってきたけれども、
Abanazarが悪い人だと知ったので、
渡さないでいると、
洞窟に閉じ込められてしまいました。
渡された指輪を思い出し、
暗闇の中で触れてみると、
青い煙と共に、大きな魔人Jinneeが現れ、
洞窟から出してくれました。
母の元へ戻ると、
母はAladdinが持って帰った古いランプを、
きれいにしようと、こすりました。
すると今度は、
炎と赤い煙と共に、もっと大きな魔神のJinneeが現れ、
おいしいご馳走を出してくれました。
次々に願いを叶えて、リッチになったAladdin。
王妃Badr-al-Budurと結婚し、幸せに暮らしていたある日、
魔法のランプを取り返そうと、Abanazarが現れて...
感想
魔法のランプは有名ですが、
このお話に、魔法の指輪が存在することを、
初めて知りました！
ディズニーのお話とは、ちょっとちがうのですね。
プリンセスは違う名前で、ジャスミンではないし^^
RETOLD版（児童向けや、現代人向けに書き直したもの）なので、
簡単な文章から、情景や理由などを読み取る為、
同じ箇所を何度も読み返しましたが、
作者の意図を、わかっていない点もあったと思います。
ですが、アラビアの雰囲気が伝わり、
楽しんで読めました。
表紙も素敵です。
Aladdin and the Enchanted Lamp
今までに読んだLETOLD版
お読みいただき、ありがとうございました。
