Brown Bear, Brown Bear, What Do You See ?
by Bill Martin Jr
illustrated by Eric Carle
語数 196
あらすじ
茶色のくまさん、茶色のくまさん、なに見てるの?
ぼくを見ている、赤い鳥を見てるの。
というやりとりを、カラフルな動物たちが登場して、次々とつないでいきます。
みんな、自分のことを見ている誰かを見て、
その誰かも、自分のことを見ている誰かを見ています。
そして、最後は…。
感想
Brown Bear、Red Bird、Yellow Duck、Blue Horse、Green Frog、Purple Cat…
いろんな色の動物たちがでてきて、
次は何色の何が出てくるのかワクワクしますし、
同じ質問を次々としていく、その繰り返しも楽しい絵本です。
日本語訳の本も読んだのですが、英文から感じたものとは違っていました。
原文では「自分のことを見ている誰かがいる」のに対し、
日本語訳では「自分が見ている誰か」になっていましたし、
”teacher” を”おかあさん” と訳してありました。
最後の文の意味がわからなくて、調べてみました。
That's what we see.
whatは ”the thing(s) that~”(~するもの・こと)に置き換えられ、
That's what は(それが~なもの・こと だ)
というのが直訳らしいです。
ですので、こうなるようです。
That's what we see.(それが私たちが見えているものだ。)
That's what の例
That's what I thought.
(それが私が思ったことなんだよ) → (私もそう思ったよ)(やっぱりね)
That's what she said.
(彼女はそう言ったよ)
That's not what I said.
(それは私が言ったことではない)→(そんなことは言ってない)
「そう聞いたよ」と言いたいときのニュアンスの違いとしては、
That's what I heard.
→ 本当かどうかは別として、私が聞いたことです、という感じ。
I heard that.
→ ただ、「それを聞いた」ということを伝えている。
うーん、イマイチわかりません…が、
こういうニュアンスの違いがあるということを覚えておきます。
邦題は「くまさん くまさん なにみてるの?」
累計 130冊 313,407語
\ 100万語目指して頑張ります /
お読みいただき、ありがとうございました。