by Stephen Waller
illustrated by Bruce Hogarth
語数 1,635
あらすじ
スペイン語を習っている17歳のKimとDaveは、休日を使って学校の仲間とバルセロナを訪れました。二人はバスで名所を回ることを拒み、別行動をして、古い町並みや狭い路地に恐れずに入り、観光を楽しんでいました。
すると、黒服の怪しい男が何かをゴミ箱に入れたのを目撃し、その男は拳銃を持った男に追われて去っていきました。Daveは面白がってゴミ箱を見ると、入っていたのは、なんと麻薬らしいものでした。
Kimは警察に行こうと言いましたが、さっきの黒服の男がナイフを持って追いかけてきたので、必死に逃げました。そして、なんとか人通りの多いところに辿り着きましたが、Daveとはぐれてしまい…。
とそのとき、私服警官に出会い、保護されますが…。
感想
なんといっても、少年Daveが悪いと思います。女の子を危険な外国の路地裏へ連れて行くなんて!世の中を知らないにもほどがあるでしょ!と言いたい。 そして、警察の対応もいかがなものかと。
Kimはもっと自分を大切にしないといけません。
挿絵が多く、人物のセリフが吹き出しになっている場面もあり、英文も難しくなかったので、場面をイメージしやすかったです。逃げているところは臨場感があり、ハラハラしました。
多く出てきた単語は、frightened(怯えた)。
Dave was not frightened.
She was suddenly very frightened.
His frightening eyes…
恐怖感が伝わりました。
累計 123冊 296,239語
お読みいただき、ありがとうございました。