by Sir Arthur Conan Doyle
illustrated by Ron Tiner
語数 5,800
あらすじ
ある有名な私立学校 The Priory School の校長が、Sherlock Holmes に事件の依頼に訪れました。この学校に寄宿していた 公爵 Holdemess の息子で10歳の Artur が入学して束の間、夜中に部屋から突然いなくなったのだといいます。
そして、同時にもう一人、この学校のドイツ語の先生 Heidegger の行方もわかりません。公爵は公になることを恐れ、二人がいなくなって3日経ち、校長はいてもたってもいられなくなって、Holmes に救いを求めたのでした。
Holmes と助手の Watsonは、The Priory School へ赴き、公爵とその秘書 Wilder から事情を聞きました。そして、極秘に捜査を始めると、窓から校舎の壁に絡まるツタを伝って外に出た様子があり、先生の自転車はなくなっていました。
現場に残された人の足跡、自転車のタイヤの跡などから推理をし、少しずつ真相解明に迫っていき…。
二人はどこへ行ったのでしょうか?
Arturは無事なのでしょうか?
犯人の目的は?
感想
一度読んで理解できず、登場人物をノートに書き出しながら、もう2回読みました。私の英語力では難しかったです。前回読んだSherlock Holmes : Two Playsもなかなか読み進められなかったので、探偵ものは苦手分野なのかも知れません。
証拠隠滅のトリック、人の心の愛憎や嫉妬、身勝手さなど、複雑に絡み合い、これを解き明かしたホームズはやっぱりすごい!
読み解くのに時間がかかっただけに、理解できたときは嬉しかったです^^
今回のお話は、リトールド(平易に書き直したもの)でしたが、原作は短編小説 "The Adventure of the Priory School" 。おもしろかったので日本語でも読んでみたいです。
Sherlock Holmesシリーズのこちらも読みたい。
こちらも面白かった、Sherlock Holmesシリーズ過去記事。
累計 111冊 270,530語
お読みいただき、ありがとうございました。