by Rowena Akinyemi
illustrations by Peter Richardson
語数 5,320
ときは2522年、今から約500年後の未来のお話。
300年前の2222年に、オゾン層が破壊され、
人工のオゾン層(Artificial Ozone Layer : AOL)が作られていましたが、
それも壊れかけており、地球は危険な状態にありました。
AOLの状態を監視していたShip OM-45の乗組員KiahとRillaは、
船長のSeruにデータを見せ、説明しましたが、
彼女は地球の指揮官Gogを恐れて、聞き入れてくれません。
このままでは太陽の炎で地球は燃えてしまう…。
KiahとRillaは、危機を脱するために翻弄し、
Gogに進言したけれど、
独裁者の彼は地球を放っておいて、
火星に移り住むと言い、脱出してしまいました。
そして、月の指揮官Adaiがやって来て…。
KiahとRillaはどうしたのでしょうか?
地球はどうなるのでしょうか?
という感じのお話だと思います(・・;)
苦手分野のSF作品ですし、現実から離れすぎていて、
想像するのが難しかったです。
イラストを頼りにしながらと、
登場人物の役職と特徴をメモしながら読み進めました。
船長のSeruが、Little woman, fat face、って、
ふっくらした顔の小柄な女性ってことでしょうか、
随分な表現…と思ってしまいました笑
地球が滅びてしまう未来…
あり得ない話ではないのかと思うと、
複雑な気持ちになります。
空気があって、水があって、木が茂り…
それらを失ってしまうとき、
科学の力で何とかなる日がくるのでしょうか。
お読みいただき、ありがとうございました。