英語多読に挑戦!

初歩レベルからの英語本読書記録

子どもたちが小鳥を弔う絵本【THE DEAD BIRD】

by Margaret Wise Brown

illustrated by Remy Charlip

語数 375

 

あらすじ

ある日、子どもたちが、

野原で動かなくなっている小鳥を見つけました。

 

小鳥の胸にそっと指を当ててみると、

まだ温かさが残っています。

でも心臓は動いていません。

体はだんだん冷たくなっていきました。

 

小鳥はもう空を飛ぶことができません。

子どもたちは悲しくなりました。

 

だから大人がするように、

小鳥に歌を歌ってあげて……。

 

 

感想

小鳥はもう二度と飛べないという悲しい気持ち、

自分たちの手に乗せて、

弔ってあげられてよかったという、

小鳥を思いやる気持ちが、静かに伝わってきました。

 

原題は1938年出版、

邦訳は二冊出版されています。

1978年出版「ちいさなとりよ

2016年出版「ことりのおそうしき

 

「ちいさなとりよ」は、

ブルーを基調としたイラストは原書のままで、

厳かな感じがしました。

 

新装版の「ことりのおそうしき」は、

タイトルからどんなお話なのか想像できますし、

カラフルな明るいイラストはとても素敵で、

子どもたちが手に取りやすそうです。

広く読まれていくといいなと思います。

 

同じ本の訳書でも、

違う感じになるのですね。

 

 

 

邦訳「ちいさなとりよ」

 

新たに出版された、邦訳「ことりのおそうしき」 

イラストは、「Last Stop on Market Street」でニューベリー賞とコールデコット オナー賞をダブル受賞した、画家Christian Robinson氏によるもの。

 

画家Christian Robinson氏の作品

「Last Stop on Market Street」

 

累計 178冊 385,661語

\ 100万語目指して頑張ります /

お読みいただき、ありがとうございました。

 

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