Johanna Spyri
あらすじ
両親を亡くした6歳のHeidiは、アルプスの山の上に一人で暮らす、
Heidiのおじいさんに引き取られることになりました。
おじいさんは、頑固で、口数が少なく、
小さい子どもの世話などできないと、
村の人々に思われていましたが、
Heidiをとてもかわいがり、愛情を注いで育てました。
美しい山々、気持ちのよいそよ風、澄み渡る青い空。
山羊飼いのペーターや、そのお母さんとおばあさん。
アルプスの大自然と、優しい人たちに囲まれ、
Heidiは、のびのびと幸せに暮らしていました。
ところがある日、Heidiの叔母さんが、
Heidiを、足の不自由な少女Claraの話し相手にと、
都会のフランクフルトへ連れて行きました。
8歳のHeidiに、読み書きを教える為でもありました。
優しいClaraとすぐに仲良くなりましたが、
山も、木も、草すらも生えていない都会は、
Heidiには合わず、次第に彼女の心は壊れていきました。
Heidiはどうなるのでしょうか?
おじいさんの元へ、戻ることはできるのでしょうか?
感想
ハイジのお話は、子どもの頃に読んで、
細かい設定はすっかり忘れていたのですが、
読みながら、だんだんと思い出しました。
アルプスの雄大な風景が、目の前に広がります!
しぼりたての山羊のミルク、とろけるチーズ、美味しそう!
干し草のベッドにも寝てみたい^^
山羊飼いのペーターは、Goat-Peterと書くのですね。
このストーリーを知らなかったら、わからなかったかも知れません。
そういう箇所は、他にもいくつかあったので、
読んだことのないお話だったら、理解して読破できたのかな?
と思います。
ハイジがおばあさんの為に、
フランクフルトから白いパンを持って帰ってきた場面では、
感動して思わず涙が溢れてしましいました。
“愛”ですね。
この本には、“愛”がたっぷり詰まっています。
泣けたのは、英文の本では初めてのことなのですが、
お話の内容を知っていなかったら、どうなのかな?
本を読めて理解してのことなのか、
ただ、ストーリーを思い出してのことなのか?
もっと、いろんな本を読んでみたいです^^
HEIDI
以前に読んだ、世界名作の記事。
A Little Princess