by Louis De Bernieres
語数 7,662
あらすじ
1970年代にオーストラリア西部で過ごした
皆に愛された犬の実話です
探鉱の町Dampierに
"Red Dog" または”Red”と呼ばれる
赤毛の牧羊犬がいました
飼い主はいないけれど
愛嬌があり
人々に可愛がられ
住むところも食べものも与えられ
自由に暮らしていました
特にバスの運転手Johnになつき
彼の運転席のすぐ後ろの席に
いつも陣取り
Johnのガールフレンドとも仲良しでした
ところがある日突然
Johnが事故で亡くなってしまい
Redは彼の帰りを待って
歩き回るようになり……
感想
Jhonが亡くなってしまったとき
Redが最期を迎えるときは
切なく悲しくなりました
けれども Redの愛嬌のある様子や
人々との数々のエピソードは楽しくて
微笑ましく読みました
ずっと本当の飼い主はいなかったけれど
皆が飼い主のように見守っていたのかな
Dampierの町に建てられた彼の銅像が
そのことを物語っているように思います
日本の忠犬ハチ公を思わせ
どちらも可愛がってくれた人を
慕う気持ちは同じと思いますが
Redはハチより
カラリとした性格の
お茶目な犬のような感じがしました
collar 襟 首輪
hiss シューっという音を立てる
caretaker 管理人
convulsion 痙攣
injection 注射
オーストラリアのお話なので
オーストラリアの英語がでてきました
smoko(仕事の合間などの)短い休憩
tucker 食事
strewth 驚きを表すときの表現 ちくしょう!
mate 仲間 友だち
g'day hello
映画にもなっています
忠犬ハチ公のお話
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\ 100万語目指して頑張ります /
お読みいただき、ありがとうございました。