by Jennifer Bassett
語数 6,079
あらすじ
1701年春、江戸城殿中において、
吉良義央を刀で斬り付ける事件が発生。
それまでの恨みが積み重なってのことでした。
吉良は一命を取り留め、お咎めなし。
対して浅野は、殿中抜刀の罪により即日切腹。
浅野の仇を取ろうと、
討ち入りの計画を立てますが、
吉良の警護を警戒し、
ひっそりと身を隠しながら過ごします。
そして、1702年12月14日未明、
47人の赤穂浪士は吉良邸に討ち入り……。
感想
400語レベルの英語で書かれた本です。
日本で語り継がれているお話が、
英語で世界中に読まれるのは不思議な感じがしました。
daimyo、samurai、seppukuなどの語が使われ、
イメージしやすかったです。
・revenge(仇討ち)
・the code of samurai(武士道)
・league(討ち入りの仲間)
・Kira's mansion(吉良邸)
など、日本語が英語に訳されているのが興味深いです。
・honour(名誉)
・loyalty(忠誠)
は、文中に繰り返し出てきます。
討ち入りを果たした後には、
自分たちの切腹が待っていました。
それでも無念を晴らすことが、
武士道だったのですね。
Death with honour is always better than a life without honour.
(名誉ある死は、名誉なく生きるより尊い。)
That is the samurai code !
(これが武士道だ!)
本文より
忠犬ハチ公のお話。
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\ 100万語目指して頑張ります /
お読みいただき、ありがとうございました。