Story and Pictures by Clare Turlay Newberry
語数 約3,000
あらすじ
Jamesは9歳の誕生日に
おじさんから待望の子犬Barkisを
プレゼントしてもらいました。
姉のNell JeanもBarkisと遊びたいのですが
姉は今まで猫のEdwardを独り占めしていたので
Jamesは拒否します。
ある日、Jamesが
Barkisと遊ぶボールを探している隙に
Barkisは家の外へ出てしまいました。
それを見ていた姉は
Barkisは自分の犬ではないからと…
感想
欲しくてたまらなかった犬を
プレゼントされたときの
おじさんへの「ありがとう」の言葉が
Jamesの心から溢れる気持ちを表していて
こちらまで嬉しくなりました。
姉が愛らしいBarkisを見て
一緒に遊びたくなる気持ちもわかりました。
でも今まで姉は
猫のEdwardを独り占めしていたのです。
積もり積もった気持ちもあるのでしょう
姉とBarkisを遊ばせたくないんです。
姉と弟、犬と猫が
みんなでなかよく遊べると
みんな幸せですね。
BarkisとEdwardのイラストが
思わず抱きしめたくなるようなかわいらしさに
眺めるだけで癒されます。
二人が虜になるはず!
lid 蓋
admire 称賛する
pasteboard 段ボール
carton 厚紙で作った運送用のカートン、ボール箱
lead-pencil 鉛筆
solemn まじめな、厳粛な
pleading 嘆願、懇願、申し立て
plushy 豪華な、ぜいたくな
sleek 滑らかな、艶のある、こぎれいな
stubborn 頑固な、強情な
sulkily ぷんと、ぷすっと
whatsoever なにもない、全くない、whateverの強調形
brace ふんばる
quiver 小刻みに震える
shoelace 靴ひも
glance 一目、ちらりと見る
slam ばたんと閉める
scowl 顔をしかめる
猫のEdwardが、Barkisを引っ掻いたときのJamesの言葉
He ought to be ashamed !
本文より
ought to ~すべき、~のはず、は
shouldとどう違うの?
と思い調べてみました。
「ought to」客観的な意見や義務・推量を述べるときに使われる。
shouldよりやや意味が強い。
「should」主に個人的な意見を述べるときに使われる。
Let James take care of his own old dog.
本文より
Barkisが外へ出てしまったときの
姉の言葉です。
子犬に”old”をつけるのはなぜ?
「ジェームスの犬でしょ。あの犬は私には関係ない。」
のようなニュアンスなのでしょうか?
Clare Turlay Newberry氏は
この本の他に
4冊コールデコット オナー賞を受賞されています。
Winner of the 1939 Caldecott Honor.
邦訳は「こいぬのバーキス」
Winner of the 1941 Caldecott Honor.
Winner of the 1943 Caldecott Honor.
Winner of the 1951 Caldecott Honor.
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