by Russell Hoban
illustrations by Lillian Hoban
語数 1,143
あらすじ
Francesは、ジャムが大好き。
イチゴのジャム、アンズのジャム、
ぶどうのジャム、すもものジャム、
他の物は食べないで、ジャムつきパンばかり食べています。
朝食の半熟卵は、垂れたりこぼれたりするから、
と言って食べないし、
夕食のカツレツは、衣を付ける前は何を着ていたのかしら♪
と歌って食べません。
お弁当にチキンサラダのサンドイッチを持たせても、
友だちのジャムつきパンと取り替えてしまいます…。
Francesいわく、
「ほかの食べ物はいろいろあるわ。
でも、ジャムつきパンなら、どんな味かわかっているし、
いつ食べてもおいしいんだから。」と。
困ったお母さんは、ある作戦を実行しました。
Francesに効果はあったのでしょうか?
感想
困ったちゃんですね。
Francesの気持ちはわかりますが、
それでは栄養が偏ってしまいますよね。
お父さんもお母さんも心配しますよ。
そこを頭ごなしに叱るのではなく。
自然に自覚させようとするお母さんが素敵です。
見習わなくては…。
卵の黄身は、yolk というのですね。
こんな簡単な単語も知らなかったのですね(・・;)
Francesの友だちAlbertがゆで卵を食べるシーンです。
With his spoon he cracked the shell of the hard-boiled egg.
He peeled away the shell and bit off the end of the egg.
He sprinkled salt on the yolk and set the egg down agein.
スプーンでゆで卵のさきを少し割り、
殻をむいて、はしっこをちょっとかじり、
いったん黄身の上に塩をパラパラと振りかけてから、
卵を机の上におきました。
ちなみに、白身は white で、
例)Separate the egg whites and yolks. (卵の白身と黄身を分ける)
邦題は「ジャムつきパンとフランシス」
かわいいので、シリーズのこちらも読みたい✩
お読みいただき、ありがとうございました。