作者 Wanda Gag
語数 965
あらすじ
昔、あるところに、
おじいさんとおばあさんが暮らしていました。
二人きりでは寂しくて、
おばあさんは、「猫がいたらいいわね」と言い、
おじいさんは猫を探しに出かけました。
丘を越え、谷を下り、
そして、たくさんの猫がいる丘にたどり着きました。
100匹の猫、1,000匹の猫、100万匹の、10億匹の、1兆匹の猫!
おじいさんは、
「一番かわいい猫を連れて帰ろう」と、
一匹の白猫を選びましたが、
白黒の猫も、グレイのふわふわの猫も、しましまの猫も、
みんなかわいくて、全員連れて帰ることにしました。
たくさんの猫に、おばあさんはびっくり!
でも、そんなには飼えません。
そして、どの猫を家に置くか、
猫たちに決めてもらうことに…。
感想
たくさんのかわいい猫の中から、
たった一匹を選ぶのは難しかったのですね。
わかります~^^
両手いっぱいに、頭の上にも乗せている姿が、
うらやましく思えました。
私も猫に囲まれたい^^
でも、そんなに連れて帰って大丈夫?と、
心配しながら読んでいて、
おばあさんがの言葉に、やっぱりそうだよね、と。
猫たち自身に決めてもらう…。
恐ろしい姿でした…。
Hundreds of cats, Thousands of cats, Millions and billlions and trillions of cats.
と、韻を踏むところが楽しいですね。
1929年 ニューベリー名誉賞 受賞
日本語版は「100まんびきのねこ」
お読みいただき、ありがとうございました。