by Gene Zion
Pictures by Margaret Bloy Graham
語数 463
あらすじ
ハリーは、黒いブチのある、白い犬。
何でも好きだけど、お風呂に入ることだけは苦手です。
ある日、お風呂にお湯を入れる音が聞こえてきたので、
体を洗うブラシをくわえて、外へ出て、
ブラシを庭に埋めて隠しました。
それから、家出をして、ハリーの冒険が始まります。
工事現場や、線路の橋の上で遊んだり、
他の犬とおにごっこをしたり…。
すっかり汚れて、疲れて、お腹が空いてしまったので、
家に帰ることにしました。
戻ってきたハリーを、
家族はどう迎えてくれるのかな?
感想
嫌なことから逃げ、遊びたいときには思いっきり遊び、
欲望のままに生きているハリーが羨ましいです^^
ほのぼのした絵本ですが、
無邪気なハリーの姿が、スカッとして気持ちよく、
読後はすっきりとした気分になりました。
お話をよく知っているし、絵でわかりやすいし、
やさしい英語なので、よく理解できました。
比較級を強める、even と still が使われていて、
それぞれの置かれる位置が違うことが、
勉強になりました。
… got even dirtier.
… became dirtier still.
日本語版は「どろんこハリー」で、
息子が小いときに、何度も読みました。
読み聞かせボランティアの方も、よく読んでくださる定番で、
子どもたちが大好きな絵本です。
お読みいただき、ありがとうございました。