by Alvin Tresselt
illustrated by Yaroslava
語数 859
あらすじ
ある冬の寒い日に
森で薪を集めていた男の子は
片方のミトンを落としてしまいました。
雪の上に落ちたミトン
そこへネズミがやってきて
暖かそうだと入りました。
ぬくぬくしていると
次はカエルがやってきて
一緒にミトンに入りました。
次はふくろうがやってきて
その次は……
みんな入れるのかな?
感想
ウクライナに伝わる民話を
新訳した絵本です。
おじいさんがミトンを落とした
「てぶくろ」が有名で
私もそちらは知っていて
かわいいイラストが大好きですが
こちらのバージョンも素敵なイラストで
洗練された感じが好きです。
次々と動物たちがやってきて
暖かいミトンの中に入り
ギュウギュウに詰まった様子が
かわいくて。
おしくらまんじゅうのように
身を寄せ合って
ますます暖かいのですね。
次はどんな動物がやってくるのだろうと
ワクワクしますし
大きな動物がやってきて
一体どうなるのだろうと
ドキドキします。
イラストを眺めても
文章を読んでも
かわいい本です。
邦訳は「てぶくろ ウクライナ民話」
こちらは再話者が違うバージョンで
お馴染みの「てぶくろ」
累計 202冊 502,498語
\ 100万語目指して頑張ります /
お読みいただき、ありがとうございました。