by Cynthia Rylant
illustrated by Stephen Gammell
語数 523
あらすじ
ヴァージニア州から親戚がやってきた! 古いステーションワゴンに食料をたっぷり詰め込み、山を超え、谷を走り抜けて。
そして私たちの家に着いたら、たちまち大騒ぎの始まり! 抱き合って、しゃべって、食べて、飲んで。夕食が終わると、ちらほら分かれて静かにお話しをして、そして夜になるとみんなで雑魚寝!
とっても賑やかな夏の数週間を、愉快に思いっきり楽しみます。
感想
何人来て、何人が集合したのか書かれていないのだけど、一番たくさん描かれているページを数えてみると、おじいちゃんおばあちゃんから赤ちゃんまで18人! ステーションワゴンには、ギュウギュウに人が乗っています。とにかく賑やかで、再開した喜びに溢れています。
私は親戚が少なく、こんなに集まった経験がなくて、息子に楽しい思い出を作ってあげられなくて、申し訳なく思っています。
ここに描かれている人々は、料理をする人、子どもと遊ぶ人、畑仕事をする人…などみんなで手分けをしているので、大勢集まるほど一人の負担が減っていて、そういうところも本当に羨ましく思いました。
And finally after a big supper two or three times around until we all got a turn at the table, there was quiet talk and we were in twos and threes through the house.
※日本語訳の本が出版されていないので、訳は書きません。自信がないので…
two と three に s が付くのは?と思い調べてみましたら、
in [by] twos and threes
2,3人 [2,3個] ずつ、三々五々、ちらほら
と辞書にありました。熟語になっているのですね。丸ごと覚えよう。
例)Cherry blossomes are coming out by twos and threes.
(桜の花がちらほら咲き始める。)
・here and there(そちこちに)
・in [by] twos and threes(ちらほら)
・sparsely(まばらに)
・thinly(うっすら)
1986年 コルデコット オナー賞 受賞作品
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累計 110冊 259,330語
お読みいただき、ありがとうございました。