by Karen Ackerman
illustrated by Stephen Gammell
語数 834
あらすじ
その昔、有名なステージで歌って踊っていたグランパ。
3人の孫たちが遊びに来ると屋根裏部屋へ連れて行き、
そこにしまってある昔使っていた古い道具を引っ張り出します。
そして、帽子を被ってステッキを持ち、靴を履き替えたら、
準備はOK 、グランパのショーの始まりです♪
最初はゆっくりとやわらかく静かな雨音のように、
そしてだんだんと乗ってきて軽快なステップを踏み、
昔のカンをすっかり取り戻したその姿は、いつものグランパではなく…。
感想
孫たちの前で披露する、嬉しそうなグランパの姿が目に浮かぶようです。
ステージに立つのが大好きで、誇りをもっていたのですね。
孫たちを楽しませているようで、本当は自分が楽しんでいるのかな。
ショーが終了して、孫たちがグランパに駆け寄って抱きつくシーンが大好きです。
He feet move slowly at first, while his tap shoes make soft,
slippery sounds like rain on a tin roof.
静かな様子を雨音に例え、
He says, "Watch this! " and does a new step
that sounds like a woodpecker tapping on tree.
軽快な様子をキツツキに例えた表現が面白いです。
1989年 コルデコット賞 受賞作品
お読みいただき、ありがとうございました。