農場の仔豚と蜘蛛の友情を描いた児童文学の名作【Charlotte's web】

by E.B.White

illustrated by Garth Williams

語数 31,455

あらすじ

ある春の日の農場に、

標準より小さい仔豚が生まれました。

この子は育たないからと、

農夫の手によって殺されそうになりますが、

少女Fernが必死に引き止めたので、

仔豚はかろうじて救われ、

Wilberと名付けられ、育てられることになりました。

Fernと共に、すくすくと成長するWilber。

農場の動物たちと楽しく過ごし、

蜘蛛のCharlotteとも友だちになりました。

そして……再びWilberに命の危機が訪れますが、

Charlotteの機転で彼の未来は大きく変わり……。

感想

アメリカの田舎の農場を舞台にしたお話です。

春に生まれた仔豚は、

クリスマスには食べられてしまうことを、

農場の動物たちは知っていて、

仲よくしながらもどこか距離を置いているような、

Wilberは孤独を感じていました。

心通わせる友だちが欲しいと願い、

聡明な蜘蛛のCharlotteが友だちになってくれて、

ふたりは母と子の関係にも似た温かい友情を育み、

Wilberは楽しく過ごします。

表紙のイラストには、

このお話がギュッと詰まっているように思います。

少女Fernと仔豚のWilber、農場の動物たち。

みんなが小さなCharlotteを見ている絵。

Charlotteへの想い、Charlotteからの愛が、

じんわりと沁みてきます。

冒頭のFernがWilberを助けるシーンを、

スルスルと読めたので読み始めたのですが、

わからない語がたくさん出てきて、

だいぶ読み飛ばしてしまいました。

特に、--lyという副詞が多くでてきて、

意味がわからない語がかなりあったので、

ここを勉強していこうと思います。

ですが、わからないなりにも、

季節の移り変わりの描写は美しいと感じられ、

引き込まれて読めました。

もっと読めるようになったら、

もっと感動できるのでしょうね。

深く読みたいというモチベーションになりました。

Charlotte's Web (Trophy Newbery) (English Edition)

邦訳は「シャーロットのおくりもの」

シャーロットのおくりもの

巻末に訳が入った文庫版もあるのですね。

シャーロットのおくりもの - Charlotte's Web【講談社英語文庫】

DVDも観たい。

Charlotte's Web/ [DVD] [Import]

実写版映画も観たい。

www.youtube.com

累計　182冊　431,147語

今回は、初めて１万語を超える小説を読んでみました！

\ 100万語目指して頑張ります /

お読みいただき、ありがとうございました。