JON KLASSEN
語数 253
あらすじ
帽子をなくしたクマ。
キツネに聞いても、カエルに聞いても、
ウサギに聞いても、カメに聞いても、
見なかったと言う。
途方に暮れるクマに、
「どうしたの?」とシカが声をかけた。
ここから事態は急転し、
ほのぼのとした雰囲気はガラリと変わり…。
感想
森の動物たちが出てきて、
ほんわかして、のどかな場面が続きますが、
その後に展開が変わり、オチが意外過ぎます。
文法に関しては、
”Have you ~”
"I haven't ~"
と、現在完了形の表現がたくさんでてくるので、
息子が習うときには、この本を薦めようと思います。
日本語版は、「どこいったん」の題名で、
長谷川義史さんの訳で、関西弁で書かれています。
息子が小3のとき、朝、授業が始まる前に、
保護者が絵本の読み聞かせをしていたのですが、
あるお父様がこの本を読んで下さり、
息子はおもしろかったと言って帰ってきました。
関西弁がおもしろかったのだと、興奮していました。
関東育ちの息子にとって、テレビなどではない、
生の関西弁に触れたことが、新鮮だったようです。
おそらく、そのときは、
内容はあまりわかっていなかったと思いますが、
本に対して興味を持たせて下さったこと、
読んでくださったお父様に感謝しています。
きっと、すばらしい読み方で、
子どもたちを引きつけてくださったのでしょうね。
I WANT MY HAT BACK
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どこいったん