MADELINE
by Ludwig Bemelmans
語数 418
あらすじ
パリの寄宿学校に暮らす12人の女の子のお話です。
その中で一番小さなMadelineは、元気いっぱい!
冷たい雪も大好きだし、
ネズミだって、動物園のトラだってへっちゃら。
ところが、ある夜、
Madelineが目を赤くして泣いていて…。
感想
きちんと並んで、お行儀よく生活している女の子たちがかわいくて♡
パリの風景もとても素敵♡
最後のシーンはは、
シスターの「あら、まあ」というやわらかな声が聞こえてきそうです。
一番好きなページは、Madelineの部屋に飾られたお花のイラスト。
泣いてしまった夜から目覚めたときに、
きれいなお花が目に入るように置かれていて、
優しい心配りを感じました。
英文で調べたのは、「break bread」。
--- they broke their bread. (本文より)
「食事を楽しく共にする」という意味で、
聖書にあるパンをちぎって配ったことに由来する表現だそう。
けれども、これはいささか古い時代遅れなので、
使うとするとちょっと皮肉なニュアンスになるそうです。
例)
The neighbors invited us to break bread with them.
(近所の人が食事に招いてくれた。)
Why don't we break bread and see?
(一緒に食事でもどうですか?)
breakを使った、ポジティブな表現
・daybreak(夜明け、日の出)
・break the mold(型を破る)
I love the cute story,
and the classec illustrations of Prisian landmarks are beautiful !
I was felling very nostalgic.
(※間違っているかもですが、英文を書いてみました)
1949年 コールデコット オナー賞 受賞作品
邦訳は「げんきなマドレーヌ」
作者の孫によって受け継がれているマドレーヌのシリーズは、
「マドレーヌのクリスマス」以降、
江國香織さんの訳で出版されています。
累計 143冊 329,758語
\ 100万語目指して頑張ります /
お読みいただき、ありがとうございました。