Retold by Rachel Bladon
Illustrated by Alejandro O'kif
語数 1,172
あらすじ
あるところにひと組の夫婦が住んでいました。
妻は栄養不足で日に日に痩せていき、
夫が魔女の畑のレタスを盗んで食べさせると、
たちまち元気になり、かわいい女の子を産みました。
レタスを盗まれて怒った魔女は、女の子を奪ってRapunzelと名付け、
高い塔の上に閉じ込めてしまいました。
そこにRapunzelは１人きりで住み、
絵を描いたり、歌ったりして過ごしていました。
ある日、白馬に乗った王子様が、塔から美しい歌声を聴き、
そこへ鳥が集まっているのを目撃しました。
王子様は気になってしかたがありません。
夜に塔の様子を見に行くと、魔女が現れ、呪文を唱えると、
塔の上からきれいに編まれた美しい金色の髪の毛が降りてきて、
それに魔女が伝って登っていき、塔の上の部屋へ入って行きました。
次の日、王子様があの呪文を唱えると、
美しい髪の毛が降りてきて、それを伝って登り、
Rapunzelに出会いました。
二人はすぐに仲良くなり、
王子様は毎日Rapunzelに会いに来ましたが、
ついに魔女に見つかり、塔の上から落とされ、
そのときに植物のトゲが目に刺さり、
目が見えなくなってしまいました。
そして、Rapunzelは髪の毛を切られ、
どこかへ追放されてしまい…。
二人は再び会うことができるのでしょうか？
感想
Rapunzelの母親が食べたレタスとは、レタスに似たハーブ野菜のことで、
妊婦さんによいのだそう。
このレタスを無性に食べたくなり、夫に頼んで盗ってきてもらい、
食べて元気になって、Rapunzelを産んだのだのです。
Rapunzelという名前は、そのレタスのことだそう。
英文は難しくなく、挿絵もきれいで、
楽しく読めました。
Rapunzelの歌声に鳥が集まっているところを、
王子様が遠くから見ている場面が好きです。
１人きりでも楽しんで過ごしているRapunzelが素敵でした。
Oxford Reading Clubの無料体験で読んでいます。
お読みいただき、ありがとうございました。
