Told & Illustrated by Esphyr Slobodkina
語数 672
あらすじ
あるところに、帽子売りの商人がいました。
荷物は全て、頭の上に積み重ねて歩きます。
声を張り上げ頑張るけれど、一つも売れず、
疲れたので、木の根元で休むことにしました。
そして、長い時間眠ってしまい、
起きると…
なんと、サルの軍団が盗んで、
一匹ずつ帽子をかぶっているではありませんか!
さて、商人は帽子を取り返すことができるでしょうか?
感想
まず、表紙のシュールな絵に、
興味を持ちました^^
個性的なイラストですね。
帽子を頭に乗せたオジサン…
この発想、おもしろすぎます!
たくさんのサルが帽子をかぶっている様子は、
ページをめくって、思わずびっくり、
予想外で圧倒されました。
このページだけ見開き1ページなので、
最大の見せ場なのでしょう。
おサルは商人をからかっているのか、
本気でやっているのか…
商人の方は大真面目なので、
そこが笑ってしまいます。
You monkeys, you!
You bettrer give me back my caps!
おい、そこのさる!
おれのぼうしをかえせ!
必死に叫んでいるところが、
かわいそうだけど、
なんともおかしい^^
楽しい絵本でした。
日本語版は「おさるとぼうしうり」
お読みいただき、ありがとうございました。